- 1. 概要
- 2. 各論
- (1)T20(G20に併催されるシンクタンクの協議体)サミット(リオ、11月12日)
- (2)T20サイド・イベント・セミナー『Innovative Strategies for Disaster Resilience :Fortifying Global South Economies Through Dynamic Governance Solutions
- (3)G20 Social Summitセミナー『Fortifying Global South Economies through Dynamic Governance Solutions』(リオ、11月14日)
- (4)前議長国インド政府高官との協議(リオ、11月14日)
- (5)MIGA-PP報告書のG20シェルパに対する手交(リオ、11月15日)
- 3. 今後の展開
- 4. その他
1. 概要
武蔵野大学国際総合研究所「グローバル・サウス研究会」(MIGA-GSRC)は、11月11日から11月19日にかけて、G20サミット開催地であるリオデジャネイロを往訪し、以下の通り、2024年5月から9月にかけて実施した研究会報告書、『「No One Left Behind」のための多様性経路政策提言』(以下、MIGA-PP)をセミナーにおいて発表するとともに関係高官に対する説明を行った。
2. 各論
(1)T20(G20に併催されるシンクタンクの協議体)サミット(リオ、11月12日)

アンブモディ・グローバル・サウス研究会委員がMIGA-PPを紹介した。
(2)T20サイド・イベント・セミナー『Innovative Strategies for Disaster Resilience :Fortifying Global South Economies Through Dynamic Governance Solutions
-A High-level T20 side event reflecting Global South Aspirations-』(リオ、11月13日)

基調講演において、MIGA所長・西村英俊は、MIGA-PP総論の思想を説明した。発表内容の「New Normal」は、セミナー全体を通じての基調コンセプトとなり、爾後のプレゼンテーションにおいて数多く言及された。

Panel 3 – New Global Governance Architecture for Weathering Policy-Crisisにおいて、MIGA客員教授・前田充浩は、MIGA-PPの10分野の政策提言を個別に説明し、「19、20世紀の世界が各国の同質性を基盤に国際秩序を構築したのに対して、現下の世界は、グローバル・サウスの多様性を基盤に、かつそれを活力の源として国際秩序を構築する、という人類未踏の課題に取り組んでおり、それには人類の叡智を結集することが必要である。」と締め括った。








↑会場(Federal University of Rio de Janeiro)の様子。


↑懇親会の様子
(3)G20 Social Summitセミナー『Fortifying Global South Economies through Dynamic Governance Solutions』(リオ、11月14日)





MIGA所長・西村英俊は、基調講演でMIGA-PPの経路多様性の思想を説明した。発表で用いた「New Normal」の概念は、前日に引き続き、セミナー全体の通底をなすキー・コンセプトとなり、爾後、多くの発表者が言及した。
(4)前議長国インド政府高官との協議(リオ、11月14日)



MIGA所長・西村英俊は、前議長国インドG20シェルパ(首席政府代表)(H.E. Amitabh Kant、写真中央)氏、ブラジル駐箚インド特命全権大使(H.E.Suresh Reddy、写真右)氏に対して本報告書を手交し、内容に関する協議を行った。
(5)MIGA-PP報告書のG20シェルパに対する手交(リオ、11月15日)



議長国ブラジルのG20シェルパを通じて、参加国のG20シェルパ全員に報告書40冊を配布し、情報共有を行った。
3. 今後の展開
(1)2025年度グローバル・サウス研究会
・「アフリカ地域物流デジタル連結性強化による資源循環形成」研究
株式会社NX総合研究所と連携し、日本、インド、アフリカを覆う物流デジタル連結性に関する研究を行い、2025年7月を目途に報告書を取りまとめる。具体的には、研究会において、①アフリカ地域政治経済、②経済安全保障(自動車産業)、③循環経済、④デジタル化(自動車産業)、⑤物流、⑥ジオグラフィカル・シミュレーション・モデル(GSM)による分析等について、専門家からの知見を得る。その間、2025年2月に南アフリカ及び南部アフリカ開発共同体(ボツワナ)を、2025年5月にインドを、2025年6月にケニア及びタンザニアを往訪し、関係者と内容に関する協議を行う予定。
(2)G20プロセス
・来年度議長国南アフリカのG20/T20関係者との協議、議論を継続し、MIGA-PPの基本思想及び政策提言をG20/T20の議題として盛り込むように働きかける。具体的には、2025年2月、南アフリカを往訪し、NEPAD本部、南部アフリカ開発銀行関係者等との協議を行うとともに、関係者を日本に招待し、MIGA-GSRCとの議論を進める予定。
(3)TICADプロセス
・2025年8月横浜開催のTICADにおいて、①の報告書をベースにしたアフリカ地域物流デジタル連結性強化による資源循環に関するサイド・イベント・セミナーを企図する予定。
4. その他
G20Social会場風景










U20や他の会場の様子
生演奏の音楽が流れる中、イベント・講演会場が点在し、通路には飲食店、土産物店の出店が立ち並び、老若男女がG20イベントを楽しんでいる。会場の人々も温かく対応してくれた。
広い会場は周囲を柵で囲われ、警察官が要所ごとに立っている。入場には荷物検査、パスポート検査などが必要でセキュリティーが厳しい。


←南アフリカNEPADのPamla Gopaul Senior Programme Officer – Data Analystとの夕食会の様子


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